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検査


写真:検査

 不妊治療を始めるには、まずは不妊検査をし、原因を探る必要があります。
男女両方の検査をしなければ、不妊原因は分かりませんので、ご夫婦の協力が不可欠です。 当院における検査の流れをご紹介いたします。


〈女性の検査〉



基礎体温表


基礎体温をつけましょう

基礎体温を毎日測定・記録すると、排卵の有無や妊娠しやすい時期、黄体機能不全などの身体の状態を把握することができます。治療の良い目安になるため、毎日測定し診察時には毎回基礎体温表を提出して頂いております。



初診時


初診時には、内診、超音波検査、子宮頸がん検査、以下の血液検査計画を立てます。 (★は採血検査)
★基本血液検査(貧血、血糖値、腎機や肝臓の機能など健康診断に準じた検査)
★感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV)
★血液型検査(ABO型とRH型)
★クラミジア抗体検査
★甲状腺機能検査
★CA125
★風疹抗体検査
★抗精子抗体検査
★AMH(抗ミュラー管ホルモン)

★ビタミンD

※感染症は毎年1回必須となります。(お受けいただけない場合には当院の治療検査をお断りしております)



月経周期に合わせて行う検査


写真:検査

1)月経中(月経2-3日目)

★低温期ホルモン検査(FSH,LH,E2,T,PRL)

★TRHテスト

2)排卵前(月経終了後~排卵前)

子宮卵管造影検査

超音波検査


3)排卵時(排卵時期は月経周期によって異なるためご相談ください。)

頸管粘液検査

フーナーテスト


4)黄体期(高温相5-7日頃)

超音波検査

★黄体ホルモン値測定 P4 (排卵後5日前後)

★黄体ホルモン値測定 E2・P4 (排卵後7日前後)

特殊検査(必要と判断される場合や希望者に行う検査)

★男性ホルモン検査(テストステロン・DHEAS)

★インシュリン・空腹時血糖値

★習慣流産の検査

〈男性の検査〉


精液検査

1回の射精で得られる精液の量と、精液内の精子の状態を調べる検査です。 精子濃度や運動率、奇形率、正常形態率をチェックします。これらの所見だけでは受精能力を判定することは困難です。当院では、精子特性分析機 (SQA-V)を用いて、これらの所見に加えて、精子の運動スピード、直進性も考慮に入れて算出するSMI(精子自動性指数)、PMSC(高速前進運動精子濃度)などで受精能力も判定します。 男性不妊の原因の1つに酸化ストレスの関与が明らかになってきました。加齢、喫煙、過度の飲酒、過度な運動、睡眠不足などによって酸化ストレスレベルが上昇するといわれています。この酸化的ストレスによる精子のDNA損傷が高頻度で起き、不妊治療において、胚の発生障害、着床障害、流産および先天性異常の原因となることが危惧されます。酸化ストレスを酸化還元電位 (ORP)として数値化します。 精液所見は、日々のストレスや生活習慣などでの影響を容易に受けて状態が変動しやすいと言われています。検査結果が不良な場合は、日数をおいて数回の検査を行い、その結果を総合的に判断する必要があります。 必要に応じて、本厚木駅前クリニックの男性不妊外来をご紹介します。

風疹抗体検査

風疹ウイルスの抗体価を採血で調べます。 妊婦が風疹ウイルスに感染すると、胎児も感染し目や耳、心臓に障害を持った「先天性風疹症候群」で生まれる可能性があります。風疹は、ワクチン接種により感染を予防できるため、妊娠をご希望のご夫婦には妊娠前に抗体検査を受けて頂き、抗体価が低い場合(16倍以下)にはワクチン接種をお勧めしています。

抗精子抗体検査

精子の動きを止めてしまう抗体を女性が持っていないか採血で調べます。陽性の場合は免疫性不妊症といい、体外受精の適応となります。


AMH(抗ミュラー管ホルモン)

これから発育する予定の前胞状卵胞から分泌され、卵巣の予備能を評価し、治療方針を決める上で重要なホルモンであり、採血で調べます。AMHが低いほど閉経が近づいている指標で、早めのステップアップによる適切な治療が必要となります。※35歳以上の方、35歳未満でFSH:9.0以上の方、希望される方に行います。

子宮内膜着床能検査(ERA)

体外受精ー胚移植治療中の方で、良好胚盤胞を数回移植したにも関わらず、結果のでない方に行います。
子宮内膜着床能検査とは、着床時期の子宮内膜を採取し、胚が着床可能な状態(受容期)であるかどうか調べる分子的検査です。

ビタミンD

ビタミンDが不足すると着床しにくい内膜になると考えらており、採血でビタミンDを測定します。不足している場合にはビタミンDサプリメントを内服して頂くことにより着床条件を整えることが出来ます。人工授精を数回施行されても結果がでない方、体外受精を受けられている方、ステップアップを考えられている方に行います。

TRH負荷テスト

排卵障害や黄体機能不全の原因となる高プロラクチン血症の有無を調べます。通常、血中プロラクチン値は昼間は低く、夜間は高くなる日内変動を示します。



昼夜のプロラクチン値が高い場合 : 高プロラクチン血症
昼間のプロラクチン値は正常で夜間のプロラクチン値だけが高くなる場合 : 潜在性高プロラクチン血症
TRHは本来、甲状腺刺激ホルモン(TSH)を放出させるホルモンですが、プロラクチンを放出させる作用もあります。
TRHという注射した30分後のプロラクチン値が、夜間のプロラクチン値と近似することが分かっており、
TRH注射前と注射30分後に採血をして調べます。
【注意】検査にお時間を要しますので、18時までに来院してください。

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